今、注目したい日本のブランドの一つ
ALLEGE (アレッジ)
今回はニットのご紹介です。
![]() |
RIB BOTTLENECK KNIT / ALLEGE ¥28000+tax |
![]() |
materials wool 100% |
「何故、ウールのニットやカシミヤでも安い値段の物があるのか?」
昔、あるブランドのデザイナーに
素朴な疑問として、このように聞いてみた事があります。
ウールやカシミヤ、素材全般に言える事なんですが
生地や素材にはランクが存在するそうです。
単純に考えれば分かりそうなことですが
食材やお酒、はたまた金属や石に至るまで
世の中には同じ名前でも全く別のモノが
存在するということなんです。
余談ですが、カシミヤのランクが一番上のモノは
世の中に流通すること無く
一部の王族みたいな人たちが着てるらしいです。
では素材のランクの違いがどう影響するのか?
まず手触りや着心地、耐久性。
毛玉はニットである以上避けられないものですが
毛羽立ちが目立ちにくい等の差が出ます。
個人的には服そのものの空気感の違いを感じます。
新品の見た目は分かりづらいかもしれませんが
着用していくうちに質の違いが出てきます。
ランクの低いモノのメリットは商品の安さ。
トレンドの色や形を重視して学生のように
数が欲しい人には適していると思います。
安いモノでもコーディネートで
誤魔化すこともできますし。
そんな中、このアレッジにニットは
かなり良いランクの素材を使用しています。
シンプルな形、単色のモノはどうしても
誤魔化しがきかないからです。
自分自身が自分に嘘つかずに
正直に良いと言える商品の一つです。
こういうモノが世の中に増えて欲しいなと
いつも思っています。